過マンガン酸塩類【第2種酸化性固体 指定数量300kg】

過マンガン酸塩類とは、過マンガン酸HMnO4の水素イオンが金属などの陽イオンで置き換えられた化合物である過マンガン酸塩の総称です。

過マンガン酸塩類に属する主な物質には、過マンガン酸カリウム、過マンガン酸ナトリウムがあり、共通する特性は下記の通りです。

強酸化剤である。
水に溶ける。
加熱により分解して酸素を発生する。
硫酸を加えると、七酸化マンガンMn2O7を生じ、爆発の危険性がある。
硝酸塩類より危険性は低い。
酸類との接触を避けて貯蔵する。

過マンガン酸カリウム【KMnO4】
赤紫色の結晶、比重2.7、融点240℃。強酸化剤である。水によく溶けて濃紫色を呈する。加熱すると、約200℃で分解して酸素を発生する。
加熱、衝撃、摩擦を避ける。可燃物、有機物、酸類との接触を避ける。容器は密栓して貯蔵する。大量の水で冷却消火。

過マンガン酸ナトリウム【NaMnO4(NaMnO4・3H20)】
赤紫色の粉末、比重2.5、水に溶けやすく潮解性がある。加熱すると、約170℃で分解して酸素を発生する。水溶液の状態で市販されている。
加熱、衝撃、摩擦を避ける。可燃物、有機物、酸類との接触を避ける。容器は密栓して貯蔵する。大量の水で冷却消火。

過マンガン酸塩類の性状
過マンガン酸塩類は、硫酸を加えると、七酸化マンガンを生じ、爆発する
過マンガン酸カリウムの水溶液は濃紫色
過マンガン酸カリウムは、約200℃で分解して酸素を発生
過マンガン酸ナトリウムは、水に溶けやすく、潮解性がある

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