物質の状態変化

物質をつくり上げている最小の単位は原子で、その原子がいくつか結全したものが分子です。
そして、一般に分子がその物質の本来の性質を保っている最小の単位とされています。
物質を構成している原子・分子・イオンなどの粒子は絶えず運動していて、分子間力や電気的な引力などによって互いに集まろうとしています。これを粒子の熱運動といいます。

固体
粒子が互いの引力によって規則正しく並んでいる状態で、一定の形を保ち、容易に体積や形態は変化しない結晶状態。

液体
固体の温度が上昇するにつれて各分子の運動が激しくなり、粒子が不規則に集合している状態で、流動性があり、一定の形を保つことはできない状態。 体積はほぼ一定。

気体
液体の温度が上昇するとそれに応じて分子運動はさらに激しくなり、粒子がばらばらになって自由に飛び回っている状態で、一定の形や体積を保てない。

【物質の三態変化】
物質は、条件(温度や圧力)によって、固体・液体・気体に変化します。
これを物質の三態変化といいます。

・気体が液体になること(液化・凝縮
・液体が気体になること(気化・蒸発
・液体が固体になること(凝固
・固体が液体になること(融解
・固体が気体になること、気体が固体になること(昇華
【例】ドライアイス
潮解」 固体が空気中の水分を吸収して自ら溶ける現象。【例】食塩
風解」 固体の水分が蒸発して粉末状になる現象。
水の性質
<水の組成>
一般に水といった場合には、その中には目に見ない多くの物質が溶け込んでいて、混じり気のない純粋なH₂Oではありません。
物理・化学でいう水とは純粋なH₂Oのことをいい、電気分解すると水素と酸素に分解されます。
その体積比は水素2、酸素1とから成り立っています。

水素・・・・・無味無臭で、気体のうちで最も軽く、可燃性である。空気または酸素と混合したものに点火すると爆発する。

酸素・・・・・無味無臭で、それ自体は燃えないが支燃性が強い。

<水の物理的性質>
水は氷・水・水蒸気と三態変化し、氷になるとその体積が増加します。
しかし、水は液体のままでも温度によって体積が変化しており、4℃で体積が最小となり、1㎤の質量は1gです


密度
密度とは物質の単位当たりの質量をいいます。水は4℃の時に1㎤の重さが1gなので、その密度は1g/㎤となります。また、水は4℃の時に最も密度が高い(体積最小)ので、氷は液体の水より密度が軽い為に、水に浮かぶのです。

密度の求め方:密度[g/㎤]= 質量[g]÷ 体積[㎤]

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