過塩素酸塩類【第1種酸化性固体 指定数量50kg】

過塩素酸塩類とは、過塩素酸塩類とは、過塩素酸HClO4の水素イオンが金属などの陽イオンと置き換えられた化合物である過塩素酸塩の総称です。過塩素酸塩類は、簡単に言えば、塩素酸塩類より酸素原子が1つ多い物質です。
過塩素酸塩類に属する主な物質には、過塩素酸カリウム、過塩素酸ナトリウム、過塩素酸アンモニウムがあり、共通する特性は下記の通りです。
過塩素酸塩類の特性は、塩素酸塩類と類似しています。

無色の結晶である。
加熱により分解して酸素を発生する。

酸素の結合数
※酸素の結合数は、3を基準に多い場合では過酸化塩類(4)、少ない場合には亜塩素酸(2)、次亜塩素酸(1)と区別している。
過塩素酸塩類は塩素酸塩類よりも安定しているが、加熱・衝撃・強酸等により分解し、可燃物や酸化されやすい物質と混合している時は、急激な燃焼を引き起こし、場合によっては爆発する。

過塩素酸カリウム【KClO4】
無色の結晶、比重2.52、融点610℃、強酸化剤、加熱すると約400℃で分解し、酸素を発生する。水に溶けにくい物質。

水に溶けにくい
約400℃で分解、酸素を発生


過塩素酸ナトリウム【NaClO4】
無色の結晶、比重2.03、融点482℃、強酸化剤、約200℃で分解し、酸素を発生する。
水によく溶け、エタノール(エチルアルコール)やアセトンにも溶ける。
潮解性があり、貯蔵の際には、湿気を避ける必要がある。

潮解性があり、水によく溶ける
約200℃で分解、酸素を発生


過塩素酸アンモニウム【NH4ClO4】
無色の結晶、比重1.95、約150℃で分解して酸素を発生し、400℃で急激に分解して爆発する危険性がある。水、エタノール、アセトンに溶けるが、エーテルには溶けない。
分解時に多量のガスを発生するため、過塩素酸塩類の中では最も危険性が高い。

水、エタノール、アセトンに溶けるが、エーテルには溶けない
過塩素酸アンモニウムは過塩素酸塩類の中で、最も危険

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