アルキルリチウム【指定数量10kg】

アルキルリチウムとは、アルキル基とリチウム原子Liが結合した化合物の総称です。
アルキルリチウムに属する主な物質には、ノルマルプチルリチウムがあります。
ノルマルプチルリチウムは、黄褐色の液体で、ジエチルエーテル、ベンゼン、ヘキサンなどに溶け、水、アルコール類、アミン類などと激しく反応し、可燃性のブタンC4H10を発生します。

貯蔵・取り扱いにあたっては、常に不法性ガス (窒素など)の中で貯威し、空気や水と絶対に接触させないようにする必要があります。
貯蔵する容器は、耐圧性を有するものを使い、容器の破損防止のため、安全弁、可溶栓をつけます。
消火にあたっては、効果的な消火薬剤がなく消火は困難です。水系の消火剤の使用は厳禁です。
また、ハ口ゲン化物とも激しく反応し、有毒ガスを発生するため、ハ口ゲン化物消火剤の使用も厳禁です。

二酸化炭素と反応するため、二酸化炭素消火器も使用できません。

火の勢いが弱い場合は、粉末消火剤 (炭酸水素ナトリウムなど)で消火可能ですが、勢いが強い場合は、乾燥砂、膨張ひる石、膨張真珠岩などで流出を防ぎ、燃え尽きるまで監視することしかできません。

ノルマルプチルリチウム【(C4H9)Li】
黄褐色の液体、比重0.84、融点-53℃、沸点194℃。ジエチルエーテル、ベンゼン、ヘキサンに溶ける。水、アルコール類、アミン類などと激しく反応し、可燃性のブタンを発生する。ペンセン、ヘキサンなどの溶剤で希釈されたものは、純度の高いものと比べて反応性が低くなる。

消火・貯蔵方法
不活性ガスの中で貯蔵し、容器は耐圧性のあるものを使用
消火は困難
ハロゲン化物消火器、水系消火器は厳禁

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