ニトロソ化合物【第1種自己反応性物質 指定数量10kg】

ニトロソ化合物とは、ニトロソ基-N=Oを有する化合物の総称です。ニトロ基-NO2よりも酸素原子が1つ少ないニトロソ基をもつ化合物は、不安定なものが多く、加熱や衝撃によって爆発するおそれがあります。

ニトロソ化合物に属する主な物質には、ジニトロソペンタメチレンテトラミンがあります。

ジニトロソペンタメチレンテトラミンは、淡黄色の粉末で、水、ベンゼン、アルコール、アセトンにはわずかに溶け、液性は中性を示します。

加熱すると、約200℃で分解し、ホルムアルデヒド、アンモニア、窒素などを発生します。

ジニトロソペンタメチレンテトラミン【C5H10N6O2】
淡黄色の粉末、融点255℃。水、ベンゼン、アルコール、アセトンにわずかに溶けるが、ベンジン・ガソリンには溶けない。
加熱により約200℃で分解し、ホルムアルデヒド、アンモニア、窒素などを発生する。液性は中性である。
加熱、衝撃、摩擦などによって、爆発的に燃焼する危険性がある。強酸、有機物との混合により、発火する危険性がある。
容器は密栓して、通風のよ い冷暗所に貯蔵する。大量の水または 泡で消火。

水、ベンゼン、アルコール、アセトンにわずかに溶ける
約200℃で分解し、ホルムアルデヒド、アンモニア、窒素などを発生する


「接頭辞」
単語の前に付加して、語調を整えたり、文法上特定の意味を加えたりするものを接頭辞といいます。
ニトロソ化合物に属する「ジニトロソペンタメチレンテトラミン」の「ジ」や「トリニトロトルエン」の「トリ」、「テトラ」「ペンタ」「ヘキサ」は、数字を表す接頭辞で、それぞれ「2」、「3」、「4」、「5」、「6」を表しています。
これらの接頭辞は、モノレール(1本のレール)、テトラポッド(4本の足)など、お馴染みの単語の中にも見られます。

モノ(mono)1 ジ(di)2 トリ(tri)3
テトラ(tetra)4 ペンタ(penta)5 ヘキサ(hexa)6

コメントは受け付けていません。