その他のもので政令で定めるもの(ハ口ゲン間化合物)【指定数量 300kg】

第6類の危険物には、「その他のもので政令で定めるもの」として、ハ口ゲン間化合物が指定されています。
ハ口ゲン間化合物とは、ハロゲン間化合物とは、2種のハロゲンからなる化合物の総称です。
ハロゲン単体と似た性質をもち、強い酸化性を有します。
主なハロゲン間化合物には、三ふっ化臭素、五ふっ化臭素、五ふっ化よう素があり、共通する特性は下記の通りです。

無色の発煙性液体である。
ハロゲン元素のみからなり、酸素を含有していない。
水と激しく反応して、猛毒で腐食性のあるふっ化水素を生成する。
多くの金属、非金属を酸化させ、ハ口ゲン化物を生成する。
ふっ素原子が多いほど危険性が高くなる。
吸湿しないよう、容器は密栓する。
乾燥砂または粉末消火剤を用いて消火する。

水との反応で生成されるふっ化水素の水溶液は、腐食性が強くガラスをおかします。
三ふっ化臭素は、空気中で発煙し、水と激しく反応して発熱し、分解します。
低温では固化し、常温 (20℃)で無水ふっ化水素酸などの溶媒に溶けます。
五ふっ化臭素は、沸点が40℃と低く気化 (液体が気体に変わること)しやすく、三ふっ化臭素より反応性に富み、ほとんどの金属や多くの非金属と反応してハ口ゲン化物を生成します。
五ふっ化よう素も同様に、金属、非金属と反応してハ口ゲン化物を生成します。

共通性状
水と反応して、有毒なふっ化水素を生成
ふっ素原子が多いほど危険

三ふっ化臭素【BrF3】
無色の発煙性液体、比重2.84、沸点126℃、融点9℃。空気中で発煙し、低温で固化する。常温で無水ふっ化水素酸などの溶媒に溶ける。金属、非金属と反応してハ口ゲン化物を生成する。
水とは激しく反応して、発熱、分解し、猛毒で腐食性のあるふっ化水素を生成する。

五ふっ化臭素【BrF5】
無色の発煙性液体、比重2.46、沸点40℃、融点-60℃。沸点が低いため、気化しやすい。臭素とふっ素を200℃で反応させて作る。金属、非金属と反応してハ口ゲン化物を生成する。
三ふっ化臭素より反応性に富み、殆ど全ての元素化合物と反応してふっ化物を作る。水とは激しく反応して、発熱、分解し、猛毒で腐食性のあるふっ化水素を生成する。

五ふっ化よう素【IF5】
無色の発煙性液体、、比重3.19、沸点100.5℃、融点9.4℃。金属、非金属と反応してハ口ゲン化物を生成する。水とは激しく反応し、ふっ化水素及び、よう素酸を生成する。

貯蔵・消火方法
吸湿しないよう容器は密栓
乾燥砂または粉未消火剤で窒息消火、水系消火剤は厳禁

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