アゾ化合物【第1種自己反応性物質 指定数量10kg】

アゾ化合物とは、アゾ基-N=N-を有する化合物の総称です。
アゾ基が窒素N2に分解するものは不安定で、加熱や衝撃などによって急激に分解する危険物です。
アゾ化合物のうち、アゾベンゼンなどの芳香族アゾ化合物は安定で、色素となるものが多く、合成染料として使用されています。
アゾ化合物に属する主な物質には、アゾビスイソブチロニトリルがあります。
アゾビスイソプチロニトリルは、白色の結晶性粉未で、水には溶けにくく、エタノール、ジエチルエーテルには溶けます。
また、融点以上に加熱すると、急激に分解し、窒素とシアンガスを発生します。

アゾビスイソブチロニトリル【[C(CH3)2CN]2N2】
白色の結晶性粉未、比重1.1、融点105℃。融点以上に加熱すると、窒素とシアンガスを発生する。水には溶けにくいが、エタノール、ジエチルエーテルには溶ける。
融点以上に加熱すると急激に分解するが、発火はしない。眼、皮膚などとの接触は危険。火気、直射日光を避ける。常温でも徐々に分解する。容器は密栓して、通風のよい冷暗所に貯蔵する。大量の水で冷却消火。(窒息消火は効果が無い)

アゾ化合物の性状
水には溶けにくく、エタノール、ジエチルエーテルに溶ける
加熱により、窒素とシアンガスを発生

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