その他のもので政令で定めるもの(引火性固体)【指定数量1000kg】

引火性固体とは、固形アルコールその他1気圧において、引火点が40℃未満のものと、消防法上で定められています。

引火性固体に属する主な物質には、固形アルコール、ゴムのり、ラッカーパテがあり、共通する特性は下記の通りです。

常温でもアルコール、ベンゼンなどの可燃性蒸気を発生し、引火する危険性がある。
蒸発した引火性成分に引火して燃焼する。
適切な消火方法は、泡、二酸化炭素、ハロゲン化物、粉末などの消火剤を用いた窒息消火。

固形アルコール
通常、乳白色でアルコール臭がする。メタノール(メチルアルコール)またはエタノール(エチルアルコール)を凝固剤で固めて寒天状にしたもの。(旅館などで食事の時に出る 携帯用の固形燃料)密閉しないと、アルコールが蒸発する。40℃未満の常温(20℃)でも可燃性蒸気を発生して引火しやすく危険である。

ゴムのり
生ゴムをベンジン、ベンゼンなどの石油系溶剤などに溶かしてつくられる接着剤で、常温以下で可燃性蒸気を発生し、この蒸気を吸入すると、めまい、頭痛、貧血などを起こす。引火点が10℃以下で、のり状の固体、水に不溶、色は加える溶剤により異なる。タイヤのパンク修理やゴム製品の接着に用いられる。

ラッカーパテ
白色泥状で空気中では比較的短時間に固化する。ニトロセルロース、トルエン、酢酸プチルなどからつくられるペースト状の下地用塗料である。含有成分によるが、比重約1.4、引火点約10℃、発火点約480℃である。

引火性固体の特性
引火性固体とは、引火点が40℃未満の固体である
固形アルコールは、常温でも可燃性蒸気を発生
ゴムのりは、常温以下で可燃性蒸気を発生
消火には、泡、二酸化炭素、ハロゲン化物、粉末の消火剤

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