その他のもので政令で定めるもの(塩素化けい素化合物)【指定数量300kg】

第3類危険物(塩素化けい素化合物)トリクロロシラン

第3類危険物には、「その他のもので政令で定めるもの」として、塩素化けい素化合物が指定されています。
塩素化けい素化合物とは、けい素化合物のけい素が塩素化したものの総称です。

塩素化けい素化合物に属する主な物質には、トリクロロシランがあります。

トリクロロシランは、引火性を有する無色の流動性液体で、刺激臭があり有毒です。

水と作用して加水分解し、塩化水素HClを発生します。消火には、乾燥砂などでの窒息消火が有効です。

トリクロロシラン【SiHCl3】
無色の流動性液体、比重1.3、沸点32℃、引火点-28℃。水に溶けて加水分解し、塩化水素ガスを発生する。水の存在下で、ほとんどの金属をおかす。ベンゼン、ジエチルエーテル、二硫化炭素に溶ける。 揮発性がある。刺激臭があり、有毒である。

火災予防・消火方法
蒸気が空気と混合すると、爆発性混合ガスを生成し、危険性が高くなる。
水や水蒸気と反応して発熱し、発火する危険性がある。
酸化剤との混合により、爆発的に反応する。
発火すると毒性、腐食性のある煙霧を放出する。
水分、湿気を避け、通風のよい冷暗所に貯蔵する。
火気、酸化剤などを近づけない。
容器は密封して貯蔵する。
乾燥砂、膨張ひる石、膨張真珠岩で窒息消火。
水系消火剤は厳禁。

【第3種自然発火性物質及び禁水性物質】

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